美容部員がおすすめする30代からの「効率スキンケア」で自分磨き

BAの志井
BA(ビューティーアドバイザー)歴約15年。 年間約1,000名を接客する中でお伝えしている美容のノウハウを発信中。 得意分野は「日常に寄り添った自然で美人見えする美容」。肌の知識だけでなく、接客業の中で得た姿勢や話し方やしぐさで好印象を作ることにもこだわりあり。 自社商品はもちろん、プチプラ、デパコス、ドクターズコスメなどコスメ全般を試すコスメオタク。 化粧品検定1級保持。

30代になるとお肌もライフスタイルも変わり、今までのスキンケアでは物足りなかったり、スキンケアに掛けられる時間が少なくなったり。

だけどやっぱり綺麗な自分でいたいし、できる限り自分磨きを続けたい!

今回はできるだけ簡単に、美しい肌を手に入れて「ちょっといいかも!」な自分に近づく方法をお伝え致します。

店頭でよく聞く30代のお客様のお悩み

20代と同じケアでは物足りなくなってきた

20代では乾燥ケア、肌荒れケア、毛穴ケアに力を入れていたけど、段々シワシミも気になってきたし・・・毛穴が気になる場所も変わってきた。
エイジングケアを始めたいけどどうしたらいい?
20代での肌悩みが改善しないままお悩みが増えてきたけどどうしたらいい?

そんな疑問にお答えします。

仕事も恋愛も子育ても。忙しい毎日だけど綺麗でいたい

30代は仕事で責任ある立場になる方も多かったり、恋活や婚活に頑張る方、子育てで毎日を目まぐるしく過ごす方など・・・とても忙しい世代です。

美容や自分磨きに掛ける時間も気力もないけど、綺麗でいたい!
今回は効率よく「綺麗印象」な美しい肌を目指すことができる方法をご紹介します。

効率よく肌を綺麗にするには、まず自分の肌タイプを知る

巷には様々なスキンケア方法があふれかえっていて何が正解かわからない・・・
無駄な回り道をせず綺麗な肌を育てるには、現在の肌状態をきちんと分析するところから始まります。

お肌のタイプは大きく分けて2タイプ

乾燥肌、脂性肌、混合肌などいろいろありますが、まずは
・健康肌に育てる必要のある肌
・プラスアルファのケアができる健康肌

の2タイプに分けることができます。

健康肌に育てる必要のある肌とは?

スキンケアの不足、もしくはやりすぎにより肌の保湿機能、バリア機能が正常に働いていない状態。肌荒れ、ニキビ、乾燥が起こりやすいのが特徴です。
この状態でパワーのある美容成分を入れ込んでも効果が実感できなかったり、荒れてしまうことも多いのです。
まずは健康肌を目指しましょう。

プラスアルファのケアができる健康肌とは?

保湿機能やバリア機能など、肌本来の機能が整っていてプラスアルファのエイジングケアや美白ケアが受け入れやすい肌。
肌のシステムが正常に働いているので美容成分が効率よく肌に届き、どんどん肌活をレベルアップさせることができます。

ご自身の肌タイプチェックリスト

✓洗顔後すぐに肌がつっぱる
✓ニキビや肌荒れをする
✓いつも乾燥している

上記に当てはまっていると、まずは健康肌に育てる必要がある肌と考えられます。
当てはまらない場合はプラスアルファのケアの受け入れ体制が整っている肌です。

学生の頃は私自身も「肌育」が必要な肌だった

私自身、何もスキンケアの知識が無かった頃はニキビと毛穴を気にするあまり過度なケアをしていました。
某美容メーカーで肌測定をしてもらった時には、ターンオーバーが早すぎて細胞がきちんと作られていない、と言われるほどでした。

そこから就職し知識を得て、本当に必要なケアを見極めるとニキビは数か月に1個程度しかできない、ふっくらとキメの整ったツヤ肌になることができたのです。

その時にあれこれとケアが必要なのではなく、必要なアイテムを正しく選ぶシンプルなケア=効率的なスキンケアで肌を健康にすることが最優先なのだと感じました。

2タイプ別おすすめスキンケア

健康肌に育てる必要がある肌向けおすすめスキンケア

クレンジング、洗顔

肌バリアを壊さないよう、クレンジングはクリームタイプかミルクタイプを選びましょう。

洗顔は必要な皮脂を摂りすぎないアミノ酸系洗浄成分入りがおすすめです。

クレンジングも洗顔も、とにかくこすらないことが重要です。過度に汚れを落とすことは肌の炎症を助長します。
手の力を抜いて皮膚が動かない程度の圧で優しく洗いましょう。
はじめはきちんと落とせているか心配ですが、物足りないくらいで大丈夫。
落としすぎるよりも取りすぎない方が肌は確実に育ちます。

クレンジングを肌に置く時間は30秒程度、洗顔は15秒程度を目安に。
すすぎは必ず30回以上
は行いましょう。この時も肌はこすらずに、手ですくった水を肌に当てるようなイメージで。
特別なことをしなくても、いつもの工程を正しく丁寧に行うことで肌は育ちます。

⬇︎クリームとミルクの中間のテクスチャーで使いやすく、うるおい取りすぎないクレンジング


⬇︎優しく洗い上げ、みずみずしい肌に仕上がる洗顔


⬇︎プチプラのポンプタイプ


化粧水、乳液

肌の機能を正して保湿するセラミドや、炎症を抑えるトラネキサム酸が配合されたものがおすすめ。
しっかりと保湿しながら肌の炎症を抑えることで健康な肌に育てます。

⬇︎エトヴォスはセラミドたっぷりの化粧水乳液とアミノ酸系の洗顔で安心のセット。
私自身も大好きで大変お世話になったアイテムです。

⬇︎トラネキサム酸配合のプチプラ化粧水と乳液はこちら



肌が育つまでは刺激を避けるため、コットンではなく手で付けましょう。
特に化粧水は肌がひんやりするくらい、3~5回程度重ね付けしましょう。

時間はかかりますが正しいケアを1ヵ月、3ヵ月、半年と続けるうちに洗顔後につっぱりにくくなり、ニキビができにくくなったり肌荒れしにくくなってることを実感するでしょう

ですが、実は・・・肌が育つ過程でニキビがたくさんできたり肌荒れすることがあります。
の私自身、肌育を初めて3~4ヵ月はあまり肌が安定しませんでした。顔中に20個くらいのニキビができた時期もあったのです。
ですがとにかく丁寧なクレンジング・洗顔と正しい保湿を根気よく続けた結果、安定したなめらかな肌を手に入れることができました。

健康肌向けおすすめスキンケア

クレンジング、洗顔

ファンデーションによってクレンジングを変えることがポイントです。

  • 下地やフェイスパウダーのみ
  • パウダーファンデーション
  • 薄付きのリキッドファンデーション
    ➡クリーム、ミルクタイプ
    6月~9月の暑い時期はジェルタイプもおすすめ。
  • ウォータープルーフのファンデーション
  • カバー力が高いファンデーション
  • 崩れにくい密着力のあるリキッドファンデーション
    ➡クレンジングオイル

密着力の高いファンデーションの場合はクリームやミルクで落ちるまでゴシゴシと擦るよりも、スピーディーに落とせるクレンジングオイルがおすすめです。油脂系のものや敏感肌用のものなど、できるだけ肌に負担のないものを選びようにしましょう。

洗顔はやはり必要な皮脂を摂りすぎないアミノ酸系洗浄成分入りがおすすめです。

⬇︎おすすめのミルク、クリームタイプのクレンジング


⬇︎オイルタイプ

⬇︎ジェルタイプ


⬇︎優しく洗い上げ、みずみずしい肌に仕上がる洗顔



⬇︎プチプラの泡タイプ


クレンジングも洗顔もとにかくこすらないことが重要です。
すすぎは必ず30回以上は行いましょう。この時も肌はこすらず水を肌に当てるようなイメージで。

化粧水、乳液

基本のセラミドやトラネキサム酸をベースに、ビタミンC誘導体やナイアシンアミド、レチノール、ペプチドが入ったものを選ぶのがおすすめです。
1本にすべての成分が入っているものは技術的に難しくなかなか販売されていないので、化粧水はトラネキサム酸やビタミンC誘導体入り、乳液はセラミド入り、さらに成分を追加する場合は美容液で補う、などが良いでしょう。

成分の選び方はお悩み別で以下の成分を選ぶのがおすすめです。

  • 皮脂毛穴
  • シミ
    ➡ビタミンC誘導体
  • シワ
  • くすみ
  • シミ予防
    ➡ナイアシンアミド
  • ごわつき、ざらつき
  • ハリケア
  • シワ
  • たるみ毛穴
  • 皮脂コントロール
    ➡レチノール
  • 保水
  • ハリケア
    ➡ペプチド

乳液は6月~9月の暑い時期はミルクタイプ、10月~4月の乾燥する時期はクリームタイプにすると快適です。

⬇︎ビタミンC、ナイアシンアミド配合化粧水

⬇︎ドクターズコスメのレチノール美容液

⬇︎プチプラのペプチド美容液



スキンケアにあまり時間が取れず、シンプルなステップにしたい場合は必ず化粧水+乳液にしましょう。化粧水+美容液だと水分が蒸散し肌が乾燥し、うまく肌機能が働かなくなってしまいます。

効率スキンケアで無駄なく自分磨きまとめ

いかがでしたか?
情報がたくさん溢れている中で、自分に合うケアを見つけるのは大変なもの。
まずはシンプルな2タイプ別でコツコツケアをするのがおすすめです。
時間はかかりますが確実に肌は上向きに。ぜひ楽しんでお手入れして下さいね!

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